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工事前の写真です。大谷石の外柵は表面が風化し、欠けているところも見受けられます。
墓石を取り外し、灯篭を取り外しています。この後、外柵をすべて取り外し一度更地に致します。
外柵を全て取り外した後、地盤補強の為に単管杭を打ち込んでいます。打ち込んだ単管杭の孔の中にはコンクリートを流し込み、地中にコンクリートの柱を作ります。
単管杭を打ち込んだ後には割栗石を敷き詰め、ランマー等でよく固めて、太さ13㍉の鉄筋を組んでコンクリートを打設します。
基礎コンクリートが固まったら外柵を施工していきます。石と石との結合部には金物で補強し動かないように施工します。
接着剤を併用し動かないように施工します。
外柵完成です。墓地内に敷石を施工しましたので、今後のお掃除等も簡単にできます。また、階段から墓石本体にかけて少し白っぽく見える部分は、滑り止め加工してある部分です。そして奥から手前の階段にかけて微妙に勾配をつけておりますので水も溜まりません。
墓石上台据付です。上に乗る石の緩衝材として免震マット『絆』を四隅に配置し、その内側には免震用の接着剤を充填します。真ん中に見える丸いものは孔であり、この上に据える石(棹石迄貫通)とステンレス棒で結合する為のものです。
墓石棹石据付です。先ほどの上台据付の写真の真ん中の孔から墓石棹石迄、太さ20㍉のステンレス棒で繋ぎ、地震などの揺れから強い墓石を施工します。もちろん、免震マット『絆』と免震用接着剤も併用して使用しております。
数十年前に大谷石で造られた外柵を御影石に交換いたしました。
また写真では分かりづらいかも知れませんが、墓石本体も工場へ持ち帰り、研磨致しましたので新品同様の輝きが復活しております。
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